介護福祉士のお仕事

今、介護福祉士が必要とされるワケ

介護福祉士とは?
介護の専門家として国家が認定する国家資格で、1987年(昭和62年)に制定されました。専門的な知識や技術をもって、身体上・精神上の障害のために日常生活に困難を抱えている人の入浴、排泄、食事その他の介護を行い、自立した生活を送れるように支援をします。また、要介護者の家族に対しては介護に関する指導を行います。
介護の仕事自体はこの資格を持たなくてもできます。しかし、介護福祉士であることは国が認めた介護のプロフェッショナルであることを証明し、介護サービスの利用者や家族により信頼してもらうことができます。実際、介護福祉士の資格を持つ人を優先して採用する施設も増えてきました。
また厚生労働省は介護サービスの質の向上のため、在宅や施設で働く介護職員(ホームヘルパー)を将来的に国家資格である介護福祉士に統一する方針を決めています。介護の仕事に携わるならば、ぜひ取得しておきたい資格です。
今、なぜ介護福祉士が必要とされるのか?
なぜ今、介護福祉士のニーズが高まっているのでしょう?それには以下のような社会的な背景があります。
  1. ここ数年で介護を必要とする人の数は急増。2000年に介護の認定を受けた人は218万人だったが、2021年には690万人を超えた。ところが核家族化や少子化、女性の社会進出などで家庭内や地域社会で介護を支える力は年々減少。社会全体で介護に対応していこうという考え方が主流に
  2. 介護者数が増えれば、介護事故の多発も危惧されている。事故を起こさない、たしかな介護スキルを持った人材が求められる
  3. 介護の質が変化し、ただ生きていればよしとするのではなく、QOL(生活の質)を重視しようとする考え方が広まっている
  4. 医療や介護技術の進歩により、さまざまな障害に応じた治療が可能に。その結果、介護にもより高度で多様化した内容が求められるようになった
ゆえに専門的な知識や技術を有した介護のプロである介護福祉士の働きに期待が集まっているのです。


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